気について

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気とは

UnsplashSergei Aが撮影した写真

霊魂学においての『気』は、間気(かんき)や幽気(ゆうき)、更に高級な気である、霊気(れいき)や神気(しんき)というものもあります。

どれも気なのですが、それぞれ異なっています。

昔から霊的な修行法において、気は重要なものとして扱われてきました。

気を知ること、そして人が霊的に成長するためには、不可欠なものとして考えられていました。

ところが、本来、霊的なトレーニングの体系の一部だけを抜き取られ、技だけ広まってしまったような感じです。

霊魂と人間との関わり、肉体と幽体との関連、霊的な気を正しく理解していることが、何より重要です。

間気とは、自分で生産するものなので、その役割を理解し、増加促進させることが大切です。

また、高い気をどうやって取り込むことができるか、これが正しい霊的なトレーニングのテーマです。

霊的な良い影響、成長をうながすのが、本来の霊的なトレーニングですし、高級な霊魂の力が流れていない技術は、正しい霊術とは呼べないのです。

霊的な修行体系は、まず霊魂の存在や、霊的環境などの前提を踏まえ、成り立っているのに、こうしたことが、蔑ろなってしまっています。

何だか良くわかないけど、修行体系の一部を行ってみたら、肉体に変化が出たので、これはすばらしいと勘違いしてしまうのです。

霊術というものも、霊的なトレーニングの積み重ねを経た人が、霊魂の力添えにより、霊的な技術として力を発揮するのです。

今、気を正しくとらえている方は、非常に少ないように思えます。

気の意味や役割、そうした認識を持たずに気を操ってみたり、手のひら療法を行っているのが現実のようです。

気を正しく知ることは非常に大事なことですし、間違った行為は、霊的な不調につながり、肉体の健康にも影響してきます。

どなたにも関係することなので、ぜひとも、気について関心を深め、正しい知識と認識を得て頂きたいと感じます。

霊気とか神気というものは話が複雑になりますので、そうした高級な気も存在するということだけ、知って頂ければ十分かと思います。

このブログでは皆さんに身近で重要な、間気と幽気について触れて行きます。

間気(かんき)

人の肉体と幽体の間を取り持つ気、それを間気と呼んでいます。

肉体と霊的身体である幽体はダブっていますが、肉体は物質であり幽体は幽質です。

その異なる両者をつなぎ止めるものが必要になります。

Image by Ulrike Mai from Pixabay

幽質でありながら物質にも作用する中間的な気がなければ、肉体と幽体をくっ付けておくことができません。

それだけに肉体にとても身近で、関係の深い気といえます。

間気というものは、人により違いがあります。

それを知らずに、他人に与えたり、補充したりすることは良くありません。

例えば、間気が不足して体調がすぐれないとか、病気であった場合、その方に間気を補充すると一時的な改善もみられます。

ところが、他人の間気が入ったことで、次第に不調和を起こし、更なる不調につながってしまうことが考えられます。

間気が不足しているのであれば、漏れている所はないだろうか、生産がしっかり出来ているのか、滞りはないだろうか、原因を突き止め、改善することが望まれるのです。

肉体が生命活動する上で、間気は消費され、その生産を、自分で常に補って行かなければならないものです。

そうしたことを考えれば超能力、霊能力開発などといって、間気を無駄に使ってはいけないのです。

間気が漏れていたり不足すると、病気やケガにつながることがありますし、悪意を持った霊魂に干渉されてしまう危険もあるのです。

こうしたことを考えると、ご自身で霊的な力をつけることが大事となります。

そのためには、霊的なトレーニング行って頂き、間気がどんどん生産して頂きたいと思っています。

もちろん、最適なトレーニングも用意されています。

それが神伝禊法の初伝というものです。

幽気(ゆうき)

幽気というものは、空気中にも、肉体とダブっている幽体という霊的身体の中にも存在します。

幽気には高い幽気や、低い幽気があります。

高い幽気は特別な行為をしないと、取り込むことはできませんが、低い幽気は、日常的に接触してしまいます。

高い幽気はあまりないけれども、低い幽気はどこにでもあるのです。

こうした幽気の影響が、幽体の質に関わってきます。

あの世といわれる死後の世界である幽界にも幽気が存在し、高い世界には高い幽気があり、低い世界には低い幽気が満ちています。

死後の世界の高低は幽気の質、環境が分けていたのです。

そこに相応しい、馴染やすい霊魂がそこにいるだけなのです。

今の自分の幽体の状態が、死後入る世界を分けてしまうことになるので、低い幽気を排除し、いかに高い幽気を取り込むかがポイントになります。

Image by Anja from Pixabay

「霊的環境が悪いというなら、怖くって外も歩けないじゃないか!」と思わることでしょう。

もちろん社会に文句を言ってもどうにもならないので、悪い環境に影響されない予防策や、対処を行えば良いのです。

肉体の体力が抵抗力や免疫力アップにつながり、根本的な病気の予防になるように、幽体には霊力をつけることが大事といえます。

さらに家に帰ったら、うがいや手洗の心がけのように、汚れた幽気を洗いながしてしまえば良いのです。

力があれば、特殊加工されたフライパンのように、低い幽気が付着したとしても、さっと落ちてしまいます。

霊的なトレーニングは、継続して行くことが大事といえます。

汚れを放置し、こびり付いてしまうと、幽体からのオーラも出にくくなるので、小まめに洗って良い状態を保つことが大事です。

もちろん、最適なトレーニングも用意されております。

神伝禊法の初伝を行っていれば、霊的な力を持ったお祓いの効果もあるのです。

気の技術

霊的なトレーニングを習っていない方などは、気の不調を改善したい思われることでしょう。

ここで、問題があります。

世の中には、間気と幽気の違いや意味もわからないままに、気の技を行っているのが現実なのです。

となれば、施術する人の霊的状態も気になるところです。

自分の間気や、幽気を送っているようではダメなのです。

Image by Gerd Altmann from Pixabay

間気については、タイトル「間気(かんき)」でお話ししたように、他人の間気を取り込んでしまうと血液型の違う血液を輸血してしまうようなもので、霊的不調につながってしまいます。

また、幽気もタイトル「幽気(ゆうき)」にありますように、幽体の栄養となる高い幽気でないと、意味がありません。

昔、僕が霊術を行っている時、師に「自分の幽気を送っちゃダメだよ」と言われました。

もちろん、霊的トレーニングを行ってない方は、指導霊からの高い幽気が馴染まない場合があります。

そういった時は、施術者を経由させることがあります。

それでも常に指導霊に、お任せなのです。

正しい霊術を行い得る人とは、基礎的な霊力がある人になります。

霊的な力を持つことにより、高級霊と交流できることが条件です。

そして、霊術の作法という約束事があり、そこに専門の指導霊が働くことにより、ようやく成果につながります。

さらに高度な霊術となれば、それに応じた資格も必要になります。

霊術の行使は、霊能力的なものが必要なのですが、霊術の作法があれば、指導の霊魂も把握していますので、たとえ霊能力がなくても、霊力があれば効力を発揮するのです。

肉体を持つ人間の不確かな知覚より、霊的な存在である霊魂の方が霊的な面では確実です。

霊的な知識も霊力もなく、見よう見まねの技では危険を伴ってしまうのです。

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