お祓い 厄除って??
お祓いという言葉というか、お祓いと呼ばれる行為は皆さんご存知でしょう。
一般的に、神社の神主さんなどが行っています。
では、実際には何を行っているのでしょうか。
たぶん皆さんは、よくわからないのではないかと思います。
災難や厄(やく)を除いてもらう、いわゆる厄除けや安全、健康等の祈願といわれています。
古くは人間の罪や穢れ(けがれ)を祓うとされています。
皆さんも受けてみてはどうでしょう。
ここで終わらせてしまうと、神社の神主さんですね。
最近では、受ける方の考えも変わって、単なる慣習、儀礼的なもの、心理的作用、いわゆる安心感を与えてもらうと、捉える方も多いことでしょう。
こうした場合であれば、「神社へどうぞ」ということになりますが、このブログをお読みの方達は、霊的なことに関心がある方だと思いますので、さらに踏み込みます。
肉体に付着した物質的な汚れではなく、霊的な穢れ、この世の法律を犯した罪ではなく、霊的な意味での罪を取り除くといった行為が、本来の祓いというものです。
では、霊的な穢れとは何か。
肉体とダブっている幽体という霊的身体に付着した低い幽気のことです。
こうした幽気は、幽体を不健全にしてしまいます。
幽体の状態というのは個々には異なりますが、霊的な不調や障害、さらには低い霊魂からの影響などがあると、やがて肉体に現れ、病気やケガにつながったり災難に遭う場合もあります。
そのために、祓いというような霊術が有効なのです。
実は、霊的なトレーニング神伝禊法(しんでんみそぎほう)の初伝である水の禊というものが、それに当たるのです。
この水の禊を行えば、祓いなど受ける必要がないというか、
それ以上の効果をもたらします。
なぜなら、毎日行えるし、それが高級霊との交流になります。
霊的な罪というのも他者に頼ることには限度があるし、自らの努力により取り除く、解消することが一番だからです。
さらには、祓いも行使できます。
それは霊的なトレーニングを積み、霊術を習得しているからです。
本物の祓いを行う人というのは、霊的なトレーニングを積んだ方でないと無理ですし、意味がないのです。
高級な霊魂の力を伴わなければ、祓いに力はありません。
霊魂学的に捉えると、霊的不調や障害を取り除くには、それぞれの症状というか、状態に合わせた霊術が必要になる場合があります。
祓いは万能であると言い難いところもありますが、基本的なものと考えて頂いた方が良いと思います。
昔は、一度だけでなく、祓いを定期的に受けることが良いとされていました。
それは、どなたでも、日々の生活の中で様々な霊的な悪影響を受けてしまいます。
こうした悪影響を放っておくと、深刻な事態になり兼ねません。
そのため、半年や年に一度受けることで、霊的な状態を改善していたのだと思います。