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恐るべし、霊的調査
入会当初、欠かさず集会に出かけておりましたが、瞑想していて同じ時間になると、廊下からコツッ、コツッ、コツッと先生の足音が聞こえて来るのです。
僕は「きっと、瞬間移動しているに違いない」と思っていたのです。

今となっては笑い話ですが、真剣にそう信じていました。
確かに霊魂であれば、肉体を持たず霊的身体のみなので、壁をすり抜けたり、瞬間移動も可能です。
しかし、いかに霊能力者であっても生身の人間に出来ることと出来ないことがあります。
こんなこと説明するまでもないかぁ。
昔、この霊的集会に知り合いを通じた人達を連れてきました。
ある霊的思想を、支持する方々だったのです。
そのうちの一人の方が公開霊査(霊的な調査、診断)を申し込まれたのです。
その方は、手を当てる式の施術を行っている方でした。
霊的調査により、手から間気が流出して、間気不足である指摘をされました。
そして、支持する宗教的思想に関与してくる低い霊魂がいることを告げました。
集会が終わり、僕は喫茶店でコーヒーを飲んでいました。

すると、ガヤガヤと入って来る人がいましたので、横目で見ると集会に誘った人達だったのです。
もちろん、僕のことは気が付かない様子です。
彼らの話に耳をすますと、霊査を受けた方が話はじめました。
「あの人が、先生に私のことを事前に伝えていたのでしょう」と笑っていました。
当然、あの人とは僕のことです。
実は師には、彼らのことは、何の告げ口もしていないのです。
ということは、霊査の内容が図星だったということです。
恐るべし、霊的調査。
霊魂学書籍のご紹介
神体: 偉大なる魂の生涯 水波一郎著
かつて、ある大神人がこの世を去った。その主張こそは、今の人類が真に学ぶべき霊的な真実だったのである。世にニセモノばかりが流行する現代に、霊魂を信じる人達が必ず読まねばならない一冊と言える。本書は1991年に手作り本として発表された『ムーの大神人』の改訂版である。チャーチワード氏の主張する巨大大陸のムーとは別の主張である。しかしながら、混同されることもあるので、今回書籍化するに当たり、名称を変更することになった。スピリチュアルや霊界通信が好きな人達も、まず本書を読んでほしい。大神人の声を貴方のもとへ。