一助という真面目な若者が他界し、家族のことが気になり何とか地上に戻った時、自分は殺されたことを知り、復讐をたくらむというストーリーです。
昔の話ということですが、現代に当てはめることも出来そうです。
随所に霊的な話題が散りばめており、わかりやすく表現、解説しているので、やさしく霊魂学が学べます。
我々人間には霊魂の姿が見えませんが、驚くほどの霊魂が人間を取り巻いているようです。
それが高級な霊魂なら良いのですが、偏狭な意識で干渉する霊魂だと考えるとゾッとします。
それぞれの考えや言い分もあるでしょうが、正しさとは何なのでしょうか。
皆、物質世界で生きた時の経験や記憶を引きずり、呪縛のようなものが解けないままでいるように思えます。
そこから抜け出すことが修行であると個人的には感じます。
修行とは、自分のみならず他の人へも関わってくることを考えると、その必要性や重要性を痛感させられます。
霊魂学書籍のご紹介
神託の女王: むかしむかしの霊的なお話2
様のご意思を伝える人になる為に、小さい時から修行をしていた女の子が女王になって活躍する話です。
女の子の生まれた地域(国)では、政治の世界の難しい事は神様に聞いて判断していました。ですから、神様のご意思を伝える人が必要でした。
女の子の生まれた地域(国)では、女性がその役目を果たしています。
そうなると、大変です。まだ若い女性なのに、政治の世界のごたごたに巻き込まれてしまいます。
その為に、女の子の周辺では、殺人事件まで起きてしまいます。
小さい時から修行した女の子は一人前になれるのでしょうか。
この物語は霊的な物語です。