
冒頭は、昔話風で始まりますが、スーパーボールのような話の展開です。
子供向けのような体裁ですが、大人でも十分読み応えがあります。
フェイクニュースや情報戦、忍者のスパイ工作、敵国を弱体化させるために分断をけしかけたり、人間社会を風刺しているようでもあります。
平凡な、お爺さんとお婆さんが翻弄されてしまう姿は、ちょっと可哀想な感じもします。
人生の終盤でこんな出来事に遭遇したら、寿命が縮まってしまいそうです。
それでも最後は、何物にも代えがたいご褒美がもらえたことは、ホッとします。
この物語に出てくるお婆さんは、そんなに悪い人でしょうか。
僕の方がよっぽど腹黒な気がします。
皆さんは、どう思われますか。
霊魂学書籍のご紹介
霊的な小説1: 仮想の剣 霊の剣 水波一郎著
霊魂の協力で書かれた作品を二作掲載しました。
『仮想の剣』は、以前、ホームページに掲載していた作品ですが、今は掲載されていません。
そこで、今回、『霊の剣』と一緒に書籍にする事にしました。
どちらも、剣について、剣を持つ人間について、深く考察された作品です。現代に生きる私達にも、充分面白く、考えさせられる作品になっています。
真剣による命を懸けた戦い、勝つのは誰なのか
霊の剣とはいったい何なのか?