
冒頭は、昔話風で始まりますが、スーパーボールのような話の展開です。
子供向けのような体裁ですが、大人でも十分読み応えがあります。
フェイクニュースや情報戦、忍者のスパイ工作、敵国を弱体化させるために分断をけしかけたり、人間社会を風刺しているようでもあります。
平凡な、お爺さんとお婆さんが翻弄されてしまう姿は、ちょっと可哀想な感じもします。
人生の終盤でこんな出来事に遭遇したら、寿命が縮まってしまいそうです。
それでも最後は、何物にも代えがたいご褒美がもらえたことは、ホッとします。
この物語に出てくるお婆さんは、そんなに悪い人でしょうか。
僕の方がよっぽど腹黒な気がします。
皆さんは、どう思われますか。
霊魂学書籍のご紹介
死後まで続く幸福のために: 霊魂や低い幽気の悪影響を防ぐ 水波一郎著
人の肉体と重なっている幽体は、いつでも健全とは限らない。肉体が一度も病気にならない人がいないように、幽体であっも、不調になる時がある。肉体と重なっている幽体が不調になれば、人の人生にも何かしら悪影響が出る可能性がある。私達はそれをまるで考えてこなかった。本書では、幽体などの幽的な部位が人の人生にどのように影響を及ぼすのか。それを論じている。もしかしたら、それが不幸の原因になっているかもしれない。誰でも幽体を持っている。という事は、どんな人であっても、肉体の健康と同じように幽体の健康を考える必要がある。本書は、知らないうちに起こっている霊的な問題を解説する。読者が霊的な事で不幸を背負わないように願うものである。

