
冒頭は、昔話風で始まりますが、スーパーボールのような話の展開です。
子供向けのような体裁ですが、大人でも十分読み応えがあります。
フェイクニュースや情報戦、忍者のスパイ工作、敵国を弱体化させるために分断をけしかけたり、人間社会を風刺しているようでもあります。
平凡な、お爺さんとお婆さんが翻弄されてしまう姿は、ちょっと可哀想な感じもします。
人生の終盤でこんな出来事に遭遇したら、寿命が縮まってしまいそうです。
それでも最後は、何物にも代えがたいご褒美がもらえたことは、ホッとします。
この物語に出てくるお婆さんは、そんなに悪い人でしょうか。
僕の方がよっぽど腹黒な気がします。
皆さんは、どう思われますか。
霊魂学書籍のご紹介
高級霊魂の説く愛: 人の愛、霊魂の愛、様々な愛
本書は、霊魂から見た愛についての見解をまとめたものです。
人間は死後、霊魂と呼ばれて生き続けます。ですから、人間の愛はこの世で終わりません。長くあの世にまで続いていきます。人間が霊魂になってからも愛は存在して行くのです。
霊的な生命としての人間にとっての愛、それを様々な角度から分析し、検証しているのが本書です。本書によって、霊魂から見た愛の姿を知っていただければ幸いです。
皆さんがまるで知らなかった霊魂達の愛をも、知って欲しいと思います。