水波一郎著「人の死後はそれぞれ: 霊魂に聞いた死の実際」

今生きている人で、本当の死後の世界を見た人はいません。

肉体と霊的身体である幽体が完全に分離してしまうと、肉体に戻ることがないからです。

死後の世界を知ることは、霊魂に聞く以外にないのです。

こうした内容の本は、様々な論評を呼びます。

自分の考えとは異なるので、間違っていると。

少し視点を変えて、考えてみましょう。

著者が、とにかくたくさん売りたいと考えるなら、読者のニーズに寄り添う内容にするはずです。

伝統的な宗教教義を引用し、善悪を強調したり、心を重んじ、物質界に暮らす人間の都合や願望、耳障りの良いものを書くことでしょう。

物質界が誕生する以前に、幽界という死後の世界はあったのです。

何の不自由のない幽界で暮らす霊魂が、不自由を求め、不如意な結果をもたらす特殊な物質の世界に生まれたのです。

不幸を嘆くなら、それは自分の望みであったとも言えるのです。

この物質の世界に慣らされた人が、死後、全く異なる世界に入ります。全員です。

我々、人間の考える常識など、一切通用しない世界といえます。

悪い霊魂に引っ張られては、際限なく不幸が続いてしまいます。

そのためには、予備知識もあった方が良いし、死後混乱しないように、お迎えを頼んでおいた方が得策です。

著者の信念に基づいた、霊魂からの貴重なメッセージでもあります。

死後の世界を真面目に考える人には、読んで頂きたいと思います。

霊魂学書籍のご紹介
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
お好きなコンテンツから読めます