水波一郎著「守護霊になった人:神様の庭の掃除人」

一般的に守護霊と言うと、ご利益的なものを期待する対象と捉える人も多いと思います。

しかし、この本を読んで頂くと、守護霊の本当の姿、愛の深さを理解して頂けることでしょう。

ストーリー仕立てとなっておりますので、読みやすいと思います。

人間も親子であれば、絆や愛が存在するように思えますが、それが他人であると全く異ってしまいます。

動物的な思考なのかもしれません。

水波一郎師の著書の中には、低いおそましい世界の話もありますが、この世の延長のようで、個人的には好きではありません。

やはり、この本に出てくる霊魂方のような話の方が、落ち着くし、ホッと出来ます。

皆、優しさだけでなく信念や強さもあり、不幸な人間、霊魂を救ってあげたいという一心で活動されている姿には、頭が下がります。 

様々な霊魂通信を読むと、昔の日本人と現代人では大きな隔たりを感じます。

昔の人は、貧しくとも知識がなくても、日本人らしさ、気質を持っていたように思います。

文明を巻き戻すことは出来ませんが、再認識することは可能ではないでしょうか。

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