とてもショッキングなタイトルですが、人類が誕生して以来、人間主導の地球環境は大きく変化して来ました。
環境のみならず社会経済問題、世界が大きく揺れているように感じます。
人間同士の対立、地球温暖化など大きな問題となっておりますが、霊魂の世界も大変なことになっています。もちろん、この物質界も無関係ではありません。
人の死を他界と表現されるように、人間が肉体を失うと幽体という身体になり、霊魂の住む世界に入ります。
悪いことをすると地獄に落ちると昔から言われて来ました。もちろん、そうした人達もいることでしょう。
それは、悪いことをすれば他人から恨まれます。すると、強い念を出されて幽体という霊的身体に損傷を受けてしまいます。
そうしたことにより霊的状態が悪くなり、低い世界に入ることになってしまいます。
つまり、法律を犯したから下の世界に落ちるのではなく、自分の行為により他者がどのように感じるかなのです。
人の思いは霊的な力を持ちます。その強い念を受けて、幽体を不調にしてしまうのです。
現代は大昔の単純な社会とは異なり、学校でも会社でも他の人と比較され競走ばかりで、他人から恨まれたり、憎しみを持たれることは良くあることのように思います。
また、科学というものが主流となり、霊的なことはないがしろにされて、霊的環境は悪化の一途です。
霊的環境が悪くなれば、未熟で低い霊魂も活発になり、現代人は、いつの間にか、昔で言う悪い人と同じような幽体になっているかも知れません。
低い世界に落ちてしまった霊魂の中には、運良く地上に戻り、退屈しのぎに人間に干渉し、人々に悪影響を及ぼしている霊魂がたくさんいるようです。
そして、さらに低い世界に落ちてしまう人が増えるという悪循環が繰り返されてしまいます。
さて、どうしたら良いのでしょうか。その問いかけが、この本のテーマといえます。
どなたでも、死というものは避けられませんし、幽体という身体も所持しています。
誰しも無関係ではない事柄です。
この本はストーリー仕立てで、読みやすくなっています。
ぜひ多くの方が関心を持たれることを願っております。