この本を読んで頂くと、龍というイメージが大きく変わることでしょう。
人間に対する龍の強くて優しい心が、伝わって来ます。
本来の守護霊や指導霊の役割を理解できます。
こうした高級霊の活動が、人々に全く認知されていない現実は、非常に残念でなりません。
最近、旧統一教会のことが問題視されていますが、『龍』は、宗教の意味や価値を再認識させてくれます。
また、宗教的教団、組織の背後にいる霊魂の思惑も書かれています。
霊的トレーニングの意味、必要性についても説いています。
霊的な修行は、龍だけでなく、人間にも必要である。
しかし、日本のみならず、世界中で霊的修行が無視されている。
これは、重大な問題であった。
人間であれ、龍であれ、共に高貴な存在から誕生した霊的生命体である。
その遠祖は、神霊にまで遡る。
その為に、人間も、龍も、少しでも神霊に近づきたいという本性を持っている。
だからこそ、修行するのである。
<中略>
特に人間の場合は必要である。
龍と違って、物質の世界に身体を持ち続けている。
その為に、新しい荷物を背負ってしまう。
物質の世界での苦しみや悲しみ、他者からの念による攻撃で、幽体が傷ついている。
それが、霊魂の世界に戻った時に足枷になって、下層の幽質界に落ちてしまう原因になっている。
上層の世界に適さない幽体になっているからである。
『龍』は、龍を通じて霊的世界と物質世界の関わりが、幅広く書かれています。
霊的トレーニングとは、超能力や霊能力開発ではなく、目先のご利益を得るためのものでもなく、ましてや金儲けの手段でもありません。
古事記には、神々が禊を行うシーンがあると思います。
物質の世界に生まれたことによる穢を祓い、元の姿に戻ることを意味します。
多くの方が、霊的トレーニング行って欲しいと思います。
これは僕だけの願いでなく、神々、高級霊、そして龍の共通した想いです。