
一見、難しい時代小説のような印象を持ちますが、まったく違います。
約80ページに、童話のように読みやすい短編6話が載っています。
・武士の気持ち
・侍の刀
・武士に切られた兎(うさぎ)
・吾助の宝捜し
・師匠の願い
・仏像の涙
現代人に欠けてしまった、人間本来の純朴さが感じられます。
昔の人たちに比べ、科学が発達し文化も大きく変わり、知識もたくさんあるでしょう。
反面、大事なものを失ってしまったようにも思えます。
この本について著者の説明に、「現代の子供達の未来の為に・・・」とあります。
昔の人達の霊的な面を含めての人間の人生。
先代の日本人が、我々現代人に訴えかけているように思えます。
霊魂学書籍のご紹介
神託の女王: むかしむかしの霊的なお話2
様のご意思を伝える人になる為に、小さい時から修行をしていた女の子が女王になって活躍する話です。
女の子の生まれた地域(国)では、政治の世界の難しい事は神様に聞いて判断していました。ですから、神様のご意思を伝える人が必要でした。
女の子の生まれた地域(国)では、女性がその役目を果たしています。
そうなると、大変です。まだ若い女性なのに、政治の世界のごたごたに巻き込まれてしまいます。
その為に、女の子の周辺では、殺人事件まで起きてしまいます。
小さい時から修行した女の子は一人前になれるのでしょうか。
この物語は霊的な物語です。