神道とは、日本独自の民族宗教です。
一般的に宗教は、仏教やユダヤ教、キリスト教、イスラム教のように開祖がいて教えを説いています。
神道に教えがないのも、特徴のひとつです。
その起源は、縄文時代に遡るとも言われています。
原始信仰である太陽信仰は、世界各地にありましたが、日本も太陽を崇拝し、その象徴として日本という国名や国旗からも感じられます。
また、縄文時代の各地の遺跡から、環状列石(ストーンサークル)が見つかっています。
古代のことなので、用途目的は定かではありませんが、太陽との関連は確かなようです。(人骨が出てくることは、あまりないそうです)
そして、日本では、山岳信仰という山を御神体としたものが根強く残っていますが、海外では、面影があるものの少なくなってしまったようです。
神道には、教えがないといわれていますが、古事記の「仲哀天皇の崩御と神功皇后(じんぐうこうごう)の神がかり」や、魏志倭人伝に登場する卑弥呼(ひみこ)も、高級な霊魂との霊媒現象、神のお告げ、御神託を担っていたとされています。
古代、日本の神道は、霊的な儀式を行い、各種の技法により、人々が霊的に成長することが出来たと思われます。
世界的な宗教と異なり、教義ではなく継承、伝承という側面を持っているのが、日本固有の神道ではないかと感じています。
霊魂学書籍のご紹介
ある若者の死 真相を知った霊魂の怒り:むかしむかしの霊的なお話4
昔の事です。
一助という働き者の若者が死にました。
一助は死後の世界に入ったのですが、家族の事が気になって仕方ありません。
何とか、この世に戻る事に成功しました。
この世に帰った一助は、自分は殺されたのではないかと疑うのでした。
一助は五吉という霊魂の協力を得て、犯人に対する復讐を考えます。
ですが、それは簡単ではありませんでした。
さて、一助は犯人に復讐出来たのでしょうか。
本書は、霊魂がこの世の人間に復讐しても良いのか、どうやったら復讐出来るのか。
そうした難しい事がテーマになった物語です。