様々な宗教では、救いを説いています。
では、救いとは一体何なのでしょうか。
日々の生活にとどまらず、大方、神や仏に近づくことを意味しています。
そして、様々な方策を示しています。
しかし、今ひとつピントこない部分もあります。
それは、何千年も昔の人達に向けての教えだからではないでしょうか。
社会や文化、そして自然科学の発展、昔とは大きく変わっています。
現代にイエス・キリストや、お釈迦様のような人が生まれて来たら、同様な教えを説くとは考えにくい気がします。
国や地域によっても社会や環境も異なり、人々の考え方も違っています。
更には、大昔に比べ霊的環境も悪くなり、難しい話になりますが、再生による霊的カルマも深くなっていることも考えられます。
幽体の状態が悪いと、祈りさえ高級霊に届きにくくなってしまいます。
昔「雷が鳴ったら、おへそを隠せ」とか「雷様に、おへそを取られる」などと言われていました。
決して無意味ではなく昔の人達には、十分だったのでしょう。
現代の人達は、理論的な説明があった方が、しっくり来ると思います。
この本は、少し踏み込んだ難しい内容となっておりますが、救い、霊魂についての現代向けの一冊ではないかと思います。
霊魂学書籍のご紹介
人類は消滅すべきか - 人間を救うために平凡な霊魂が立ち上がる 水波一郎著
本書は霊魂との共作である。物質世界の人間は消滅すべきか、存続すべきか、についての霊魂達の考え方を、一冊の本に纏めたものである。読者の皆さんに分かりやすいようにストーリー化してある。人類は核兵器まで持ち、人間以外の数多くの生命にとっての脅威となっている。それでも、人間達は自分の都合や利益しか考えていない。環境問題は人間だけの問題ではないとも言える。客観的に見れば、人類がいない方が地球の他の生命の為には良いと言える。霊魂に聞くと、地球の生命は、動物も、植物も、皆、『幽体』という霊的な身体で、死後の世界に入るらしい。そうなると、動物や植物の霊魂達にとっても、人類の行動は大きな関心事になってくる。子孫達の生命が脅かされるからである。人類は物質の世界で、今後も生き続けるべきなのであろうか。