
この物語は、車にひかれて死んでしまった一匹の狸が他界し、残された家族のことが気になり物質の世界に戻って来ます。
そこには、今まで見たことのない都会の景色や、人間中心社会における動物達の悲惨な現状でした。
様々な動物霊魂と力を合わせて、人間を懲らしめようと試みます。
やがて、霊魂として大事なことを理解し、成長していきます。
あの世と呼ばれる死後の世界での生活や、霊魂が物質世界に来るとどうなるか。
肉体で生きる人生のみならず、霊魂という大きな視点で考える幸福とは。
こうしたことについて、わかりやすく勉強できます。
狸が主人公ですが、人間にたとえても同様といえます。
それは、動物も幽体という霊的な身体をもち、人間と同じく死後も生き続ける霊魂だからです。
やさしく霊魂について学ぶことのできる一冊です。
霊魂学書籍のご紹介
ガンバレ!動物霊魂 - 幽霊狸と仲間達の戦い 水波一郎著
一匹の狸が交通事故で死にました。狸は死後の世界に入りますが、妻子に会いたくて戻って来ました。そこで、それまで知らなかった、動物達の悲しい現実を知るのでした。それからというもの、他の動物と知り合っては仲間を増やし、とうとう人間を懲らしめる決意をするのでした。動物の霊魂達が人間に対して戦いを挑むのです。さて、動物達は勝てるのでしょうか。どうやって戦うのでしょうか。動物の霊魂達の努力と信念は、成果を生むのでしょうか?本書の内容は霊媒が執筆したものです。児童向けの体裁ですが、大人の方でも読めると思います。