
この本は、霊的世界を含めた人類の歴史、そして神霊、高級霊魂方の活動、人間が物質世界に生まれたことによる霊的世界の混乱等、多岐にわたり記されております。
昔、水波師から「封印の書」と呼ばれる原稿が眠っていると、聞いたことがあります。
非常に難解で、理解されそうにないということでした。
それでも、様々な工夫を凝らし、ストーリー仕立てにするなどして、この「二本足の霊魂」が出来上がったのだと思います。
「二本足の霊魂」を読み、僕ら人間は、何と愚かであるか痛感させられます。
高級霊魂の思いも裏腹に、勝手気ままに生きている人間は、「親の心、子知らず」という言葉がピッタリです。
自由を叫びながら、不幸を嘆き、その責任を他者になすりつけ、奈落の底に落ちてゆく。
こうした霊魂通信がなければ、人間は決して思いもつかないし、考えも及ばないことでしょう。
高貴な霊魂方、そして霊媒としての水波師に感謝いたします。
ぜひとも、霊的なことに関心のある方は、読んで頂きたい一冊です。
霊魂学書籍のご紹介
龍神の生贄: むかしむかしの霊的なお話3 水波一郎著
おみつの村では、田んぼに引く水が足りなくなりました。上流の村が水をくれないからです。
ですが、それには理由がありました。
上流の村が田んぼに引いている水の、源泉とも言える池の水が少なくなっていたからです。
お城の重役達の会議では、水が減った原因は、龍神様の祠が荒らされたからだ、という事でした。その為、龍神様のお祭りをして、祭りの最後に、若い女性の生け贄を捧げる、という事になったのです。
そして、その生け贄の候補者の一人になったのが、おみつでした。
他にも候補がいました。候補者のどの女性達も死にたくありません。
一体、誰が生け贄になるのでしょうか。
おみつは生け贄になって、死んでしまうのでしょうか。

