
主人公、剣(つるぎ)は、死後、下の世界に入ってしまいますが、努力、苦悩を重ね上の世界に登って行く物語です。
死後の世界は、善悪という基準で成り立っていると思いがちですが、そうではないようです。
あの世にも法則があり、今、肉体と重なっている幽体が馴染みやすい、相応しい場所で生活することになります。
低い世界に入るから、必ずしも悪い霊魂とは限らないのです。
世の中、悪人と呼ぶに相応しい人は少ないと思います。
それでも、この世の霊的環境が悪いから、必然的に下の世界に入る人が多くなってしまいます。
この本に書かれているように、下の世界に入ると大変です。
物質世界では想像できないようなことが起こっています。
このブログをご覧の方は、この本を参考というか、教訓として、不幸な世界に入らないことを願っています。
主人公の剣さんは、上の世界に入るまでに、途方もない時間を過ごしたと思います。
以前、霊魂からメッセージで、地上の一年の努力は、あの世で十年、百年に匹敵するそうです。
それだけ、地上は霊的修行に恵まれた環境であると言えます。
あとは、自分の意思表示だけです。
善行を積むとか、心や精神の発達といった難しいことを実践される方もいます。
人間社会を考えると、決して悪いことではありません。
ただ、足りないものがあるのです。
それが幽体の栄養であり、「天に富を積む」となるように思えます。
霊魂学書籍のご紹介
霊魂三国史: 中国、朝鮮、日本、霊魂達の戦い 水波一郎著
中国が三国に分かれ、戦争を繰り返していた頃の霊魂達の話。
この世で人間に干渉して喜んでいる困った霊魂達の中にも、敵と味方が生まれ、対立が起きるようになりました。
強い霊魂は乱暴で、暴力ばかり振るうので、弱い霊魂達は身を守る為に、強い者の側に集まり、集団ができるようになったのです。
霊魂同士の喧嘩が集団同士の戦いに発展しました。やがて、一番強い勢力が中国全体を制覇しました。
中国に軍隊のような集団ができると、他国にまで進出して乱暴するのでした。そうなると、他の国の霊魂達も身を守らねばなりません。
時間の経過と共に、他の国にも規模の大きな霊魂集団ができるようになりました。

