哲学においては、様々な形の愛があると言われています。
自分を愛することも愛と呼びますが、ほとんどが人間のみならず、動植物も含め、他者が関わるものが一般的です。
自分では、貴い愛だと思っていても、他者がどう感じるか、受け取るかも含めて考えることになります。
そして、この世は、弱肉強食が自然の摂理です。
善悪というものが、優勝劣敗で変わってしまうこともありますし、自然淘汰(しぜんとうた)という言葉のように、環境適応や生存競争で打ち勝った者が、今生きている生物ともいえます。
こうしたことを前提にすると、愛という行為により犠牲が生まれ、便宜的なものと成り兼ねません。
それでも、愛を無くしてしまえば、無機質のような人間が思い浮かびます。
物質の世界に生きてる我々人間以外に、霊的な生命が存在するのであれば、全く異なる環境における愛は、どのようなものなのでしょうか。
神様は愛の化身とも言われていますが、高級霊の愛が、どのようなものか気になるところです。
皆さんも、愛について考えてみてはいかかでしょう。
霊魂学書籍のご紹介
霊魂三国史: 中国、朝鮮、日本、霊魂達の戦い 水波一郎著
中国が三国に分かれ、戦争を繰り返していた頃の霊魂達の話。
この世で人間に干渉して喜んでいる困った霊魂達の中にも、敵と味方が生まれ、対立が起きるようになりました。
強い霊魂は乱暴で、暴力ばかり振るうので、弱い霊魂達は身を守る為に、強い者の側に集まり、集団ができるようになったのです。
霊魂同士の喧嘩が集団同士の戦いに発展しました。やがて、一番強い勢力が中国全体を制覇しました。
中国に軍隊のような集団ができると、他国にまで進出して乱暴するのでした。そうなると、他の国の霊魂達も身を守らねばなりません。
時間の経過と共に、他の国にも規模の大きな霊魂集団ができるようになりました。