水波一郎著「たましいの救い:人は表面の心だけで生きていない」

水波霊魂学では、霊的な身体についての主張が多いですが、この本は心や精神的な部分に焦点を当てています。

機械は電気や燃料で動きますが、人間というものは、食べ物だけで動いている、生きているわけではありません。

心というものが大きく関わっってきます。

心がもっと単純であれば良いのですが、感情、感覚、刺激、環境等の変化により、心は動きます。

そうした複雑な心の動きや反応をコントロール出来るのであれば、気持ちも楽になるし、人生も変化するというものです。

そのためには、人間が霊的生命体でもあることを前提にする必要があります。

人間は、肉体の脳だけで思考しているのではなく、心や精神に影響を与える意識が複数あります。

こうしたメカニズムや要因を理解してこそ、先へ進めることが出来るのではないでしょうか。

心理学では潜在意識と言いますが、霊魂学では幽体の意識、霊体の意識と呼んでいます。

人間の心について書かれていますので、ご参照下さい。

単純に肉体の心のみの充足や開放であるなら、薬物でも効果があるでしょう。

しかし、心を総括している大きな視点で捉える魂(たましい)は、何の変化もありません。

また、自分が死後、不幸で苦しんでいるとするなら、心が救われていないことになります。

心の安らぎ、安定と並行して、魂の進歩につながれば最良です。

そのためには、神霊や高級な霊魂の力添えがどうしても必要です。

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