水波霊魂学では、霊的な身体についての主張が多いですが、この本は心や精神的な部分に焦点を当てています。
機械は電気や燃料で動きますが、人間というものは、食べ物だけで動いている、生きているわけではありません。
心というものが大きく関わっってきます。
心がもっと単純であれば良いのですが、感情、感覚、刺激、環境等の変化により、心は動きます。
そうした複雑な心の動きや反応をコントロール出来るのであれば、気持ちも楽になるし、人生も変化するというものです。
そのためには、人間が霊的生命体でもあることを前提にする必要があります。
人間は、肉体の脳だけで思考しているのではなく、心や精神に影響を与える意識が複数あります。
こうしたメカニズムや要因を理解してこそ、先へ進めることが出来るのではないでしょうか。
心理学では潜在意識と言いますが、霊魂学では幽体の意識、霊体の意識と呼んでいます。
人間の心について書かれていますので、ご参照下さい。
人の心・精神の成長 | Machatama’s
心の正体 心について教えてください。 心は、人それぞれに特徴をもつ。が、決してまるで違うものでもなく、同一でもない。卑弥呼の昔より、心の正体は、今の科学よりわかっ…
単純に肉体の心のみの充足や開放であるなら、薬物でも効果があるでしょう。
しかし、心を総括している大きな視点で捉える魂(たましい)は、何の変化もありません。
また、自分が死後、不幸で苦しんでいるとするなら、心が救われていないことになります。
心の安らぎ、安定と並行して、魂の進歩につながれば最良です。
そのためには、神霊や高級な霊魂の力添えがどうしても必要です。
霊魂学書籍のご紹介
人間の登場: 霊魂が示した新しい神話 水波一郎著
この本は人間の頭で書かれた本ではありません。霊魂が教えてくれた事を本にしたものです。
児童も大人も読める新しい神話を書こうという試みです。
人間の登場から始まり、人間が物質の世界で生きる苦悩、そして、死後の世界での苦しみ、更には、苦しみからの救いについて書かれています。
難しい事は他の本に譲るとして、易しく分かりやすく読める事を考えて書かれています。
人間はただの物ではなく、霊的な生命である事を知って欲しいと思っています。
既刊『二本足の霊魂』は人間にとって重要な書なので誰にでも理解できるようにもっと易しく、分かりやすくしてほしい、という声がありました。
本書は、そうした声に答える形で記述されました。